2019年4月24日

fluffy flowerにこめた想い

fluffy flower(フラッフィーフラワー)は、「ふんわりとした、お肌にやさしいおしゃれ」をコンセプトとしたブランドです。
fluffy flowerには英語で「ふんわりとしたお花」という意味があり、この言葉に、「ふんわりとしたやさしい心で、あなたを笑顔にするお花を贈りたい」という想いをこめました。

お肌が弱くてお悩みを抱えている方やお肌が敏感な赤ちゃんにも安心しておしゃれを楽しんでいただけるように、オーガニックコットン100%で、ふんわりとしたやわらかい肌触りのタオル生地をメインに、唯一無二のアクセサリーと赤ちゃん小物を手づくりしています



fluffy flowerは、一着のワンピースから始まった


これから、プロフィールでもご紹介した、fluffy flowerの前身となる、「おでかけに使えるタオル地ファッション」で、初めての作品を生み出したときのエピソードをお話しします。

私が当時、大学3回生のときでした。テキスタイルデザインという、生地をデザインする専攻をしていて、担当の先生に「生活を彩るテキスタイル」という課題をいただき、そのときに、最も生活の中に溶けこんでいる生地として、真っ先に浮かんだのが“タオル”でした。

タオルは、ふんわりやわらかでお肌にやさしく、保温性・通気性に優れているという特性があります。にもかかわらず、ファッションの分野では、部屋着やバスローブにしか使われていない素材だということに気づき、タオルはリアルクローズにも使える素材であることを提案したいと思いました。

そこで、タオルの保温性・通気性といった特性があることにより、胎児のお腹を守れるほか、乳児が口にくわえても安心といった利点にもなることに着目し、20代後半~30代くらいの母親や妊婦を想定して、彼女たちの悩みを解消できるようなワンピースを制作することにしました。

綿100%のタオルに紅茶染めをした生地で、胎児のお腹を守り、産前産後の体型をカバーできるデザインのワンピースを完成させました。ワンピースの裾にはガーベラの刺繍を施し、母なる「強さ」や「包容力」を表現しました。このガーベラがのちに、fluffy flowerのロゴにも使われている、欠かせないトレードマークになりました。

ワンピースを制作するにあたり、タオルの特性を最大限に生かし、紅茶染めで生地を染め、縫製、ガーベラの刺繍など、大学時代、とことんこだわり考え抜いて作った1着のワンピースが、fluffy flowerの原点となりました。この原点は、fluffy flowerの方向性や作品制作をするうえでのこだわりを決定づけた経験だと感じています。今後も、新たなタオルの可能性を探求して、リアルクローズのみならず、お肌にやさしく、より手軽に楽しめる、おしゃれなタオルのアイテムを広めていきたいです。


この経験を軸に、fluffy flowerが大切にしている「3つの楽しい」をつくりました。


fluffy flowerが大切にしている3つの楽しい


fluffy flowerでは、「3つの楽しい」を大切にして、こだわりのものづくりをしています。

“みて楽しい”

fluffy flowerの生地は、紅茶や玉ねぎの皮など、身近な自然の色彩で染めていて、ひとつひとつていねいに手刺繍で装飾しています。
四季折々のお花で、季節の移ろいを表現します。

“ふれて楽しい”

ふんわりやさしい触り心地のオーガニックコットンタオルをメインとした作品づくりをしています。そのため、赤ちゃんやお肌の弱い方にもやさしく、気軽におしゃれを楽しんでいただけます。

“つけて楽しい”

普段使いにもちょっとしたおでかけのアクセントにもなるデザインです。
洋服はもちろんのこと、カバンやストールなど、どこにでも身に着けられます。


fluffy flowerの"o"にこめられた想い


fluffy flowerの"o"の部分にあるお花は、ガーベラを表しています。
ガーベラは一本の茎から大輪の花を咲かせることから、母なる「強さ」や「包容力」の印象があります。また、ガーベラには、「希望」という花言葉があり、未来への期待をこめて、ガーベラをロゴマークにしました。fluffy flowerと言えばガーベラと覚えていただければ幸いです。



ガーベラのロゴマークは、fluffy flowerの作品だと分かるよう、スタイなどの布小物作品に、サインとして縫い付けています。



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